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光元 里香; 羽様 平; 高橋 慧多; 近藤 悟
JAEA-Technology 2019-020, 167 Pages, 2020/03
高速増殖原型炉もんじゅは、1968年の研究開発着手から半世紀にわたる設計, 建設, 運転, 保守等を通じて、数多くの貴重な成果を生んできた。本報告書は、「開発経緯と実績」, 「設計・建設」, 「試運転」, 「原子炉安全」, 「炉心技術」, 「燃料・材料」, 「原子炉設備」, 「ナトリウム技術」, 「構造・材料」, 「運転・保守」, 「事故・トラブル経験」の技術分野について、特徴や技術成果を取りまとめたものである。
古川 和男
原子力工業, 19(6), p.1 - 4, 1973/06
高速炉開発において何かトラブルが発見され判断に迷うことが起きるとするならば、一番気になるには既存技術関係よりNa技術特にナトリウム化学に関する面であろう。しかしそれに関する知識は余りに貧弱である。改善の一助として、その研究が困難(学問的困難と実験技術上の困難の両者がある)な理由に関する見解を紹介すると共に、その促進策の一部を提案した。次に、特に重要な非金属不純物挙動、質量移行現象、燃料物質とNaの共存性、新しい燃料形態、その他について、長期的にどのような事が問題となるか、その研究現状と共に考察を試みた。
古川 和男
配管と装置, 13(3), p.11 - 27, 1973/03
液体ナトリム用バルブは、ナトリウム機器、部品の中で最も開発が遅れているものであろう。その理由は、ナトリウム技術上の原理的難問を最も多くかかえこんでおるからであって、その主なるものは、(1)熱衛撃による歪み防止(カジリ、弁生ナトリウム漏洩)、(2)軸封方式の確立(ナトリム凝固軸封の困難)、(3)酸化され、また懸濁物をもったナトリウムによるトラブルの防止、完全なドレイン、(4)ナトリウムハンマ、振動、カジリ防止等である。これらはしばしばバルブ一般における要請と矛盾して、現実に洗練された設計は完成されていなかったといえる。ここでは、ナトリウム冷却炉における使用条件、開発実績、過去のトラブル等を紹介しつつ、今後の大型バルブの開発方向、新しく提案された設計などを示した。